安倍自民党河野太郎防衛大臣いきなり逃亡「脱原発の考えについて現在は?」と記者に質されると、 「所管外です」「結構です」「閣僚ですから」と逃げる

 

河野太郎防衛大臣・神奈川15区・当選8回・56歳)。

父・洋平がハト派だったため、この輩もハト派かと“誤解”されるが、
1回生の時に「安倍さんの集団的自衛権論に賛成します」と安倍事務所を訪ねている。
「無礼である」発言に見られるように、間違いなくゴリゴリのタカ派だ。

脱原発を掲げたり、外務省を「害務省」と批判するなど、かつては歯に衣着せぬ発言が目立ったものの、閣僚に起用されるにつれ封印。
最近は「ポスト安倍」を意識したのか、すっかり変節している。

9月13日の会見でも、「脱原発の考えについて現在は?」と記者に質されると、
「所管外です」「結構です」「閣僚ですから」と言って、逃げるように会見場を立ち去った。

かつて自民党の無駄撲滅プロジェクト座長として、「頂いた税金を無駄遣いするわけにはいきません」と息巻いていたのが他でもない河野だ。
防衛相就任は、無駄な武器購入に切り込みを入れるチャンスだが、変節を遂げた安倍イエスマンには、どだい無理な相談だろう。

河野自身は外相留任を希望したものの、ガースーに説得されて仕方なく防衛相横滑りを受け入れたとのこと。
河野が外相の椅子にこだわり続けたのは、いつでもどこでも、好きなだけ外遊できるからに他ならない。
大した成果がなく「スタンプラリー外交」と揶揄されても、どこ吹く風だ。
2年間の訪問先は延べ122カ国・地域に上り、チャーター機代の今年度予算は昨年度の6倍(4億2000万円)にまで膨らんだ。

それでもチャーター機では不満らしく、退任直前の会見で、“おねだり”し続けてきた外相専用機について、
「来年の概算要求に入れられなかったのは心残りだ」と未練タラタラだった。